虹への想い2005
2002.12.20    EF100-400 F4.5-5.6L IS USM


EOS-3 EF100-400 F4.5-5.6L IS USM E100VS 絞り優先F7.1
2002/12 羽田空港 城南島 
先日待望のISレンズ、EF100-400 F4.5-5.6L IS USMを購入しました。
今までEF300 F4Lに1.4Xエクステンダーや2Xテレプラスをつけて撮影していましたが、2Xテレプラスをつけた時は画質の関係上F11まで絞って使っていたため、シャッター速度が遅くなり三脚が必修でしたが、これからはISのおかげて重い三脚を持ち歩く機会は減りそうです。
また、レンズ単体でテレ側が400mmのレンズも初めてですのでこれからどういう世界を見せてくれるかが楽しみです。
早速羽田に行ってEF100-400 F4.5-5.6L IS USM(このレンズ名って長いですね)のデビュー撮影に行って来ました。
左の写真はそのレンズで撮影した1枚目の写真です。当日は12月だというのに16Lアプローチ。城南島がデビューの地となりました。冬の朝日を浴びている機体に向けてレンズを「びよ〜ん」と延ばすと400mmの世界がファインダーに広がります。直進ズームって初めて使いましたが、ズーミングが早くて結構便利です。ただ、慣れていないせいで加減がわからず、機体がはみ出しそうになったり、小さくなりすぎたり、そうこうしているうちにシャッターチャンスを逃してしまったりで、まだまだ修行が必要です。
でもISの効果ってすごいです。今までは1.4Xエクステンダーをつけて撮影した場合、半分近くはぶれてしまっていたのにこれまでより遅いシャッター速度にもかかわらず、ブレがほとんどありませんでした。「IS」様々です。
この写真は、やま2さんのこのレンズ評「周辺光量の低下があるのでできるだけF7.1以上に絞って使ってます」にのっとりF7.1で撮影しましたが、朝の青空のせいなのか若干周辺光量の低下が見受けられます。このあたりは経験を積んでいくしかないですね。
今回の表紙の写真はISの流し撮り対応のモード2で撮影した写真です。さすがにRainbow777をスローシャッターで撮る勇気はまだありませんでしたので、絞り優先F8ですが、何となく背景が流れていたので一応満足しています。この前の便のANAの767を、シャッター優先1/125で撮影した写真はブレもなく止まって写ってましたので、次回はスローでの流し撮りにチャレンジしてみるつもりです。
今週末は伊丹に行く予定です。天気があまりよくなさそうで、Rainbow777も一便減便ですが、EF100-400 F4.5-5.6L IS USMでの伊丹、とても楽しみにしています。

2002.12.9    JA008D


EOS-3 EF70-200 F4L USM E100S Mモード1 三脚
2002/11 伊丹空港 ラ・ソーラ 
以前「何かと縁のあるRainbow777」としてJA8977を取り上げましたが、今回は「お気に入りの写真が多いRainbow777」としてJA008Dを取り上げたいと思います。
この機体は98年6月登録のRainbow777の5号機です。これ以降のJA009D、JA010Dは機内でゲームが楽しめるポケットビジョンが装備されています。
Rainbow777を撮り始めてまもなく一年半近くになりますが、これまでに撮影したRainbow777の数ではJA8977に負けますが、「お気に入りの写真」という点ではJA008Dがダントツです。撮影中にレジを確認できる機会は、半分もありません。できあがったポジを見てレジがわかることがほとんどです。 ポジを見て思わずガッツポーズをしてしまう写真はなぜかJA008Dが多いです。これも何かの縁なのでしょうか。
11月の伊丹遠征の時はJA008Dが伊丹便に多く投入されていました。
11/3の最終到着210便。 11/4の7時50分発200便。 羽田に戻って折り返しの203便 その折り返し204便。 また羽田からの折り返しの205便。 そしてその折り返しの206便。 通常伊丹からの便は羽田での折り返しの際、千歳や福岡便になることがほとんどなのですが、 この日は伊丹便に連続投入、まさにJA008Dデーでした。左上の写真は11/3の最終便210便です。
この便がこの日の最後の到着便で、エンジン停止とともにラ・ソーラが静寂に包まれ あの「不思議な音楽」が妙に響きはじめました。
今回の表紙の写真は11/4の204便の離陸シーンです。 そして2002Autumn 18が200便の出発、20が203便の到着 21が205便の到着。22 23 24が206便の出発です。 この頃は機首のレドーム部分が汚れていて「絵」という点では今ひとつですが、その後の札幌遠征時の際見かけた時には綺麗になっていました。
その札幌遠征の帰りの便はJA008Dでした。千歳では搭乗ロビーの構造上乗る直前までレジがわかりません。ゲートを抜けてブリッジに入る直前、ノーズギアの部分に 「008」の字を見つけた時、先日の伊丹でさんざん追いかけたJA008Dが目の前にいて今、自分が千歳からそれに乗り込もうとしているのが、なぜか不思議な気分で、乗り込む直前、いつも見せてくれている左側のドアをまじまじと見つめてしまいました。2002Autumn41はその千歳への到着シーンです。 そういえば初めての41000フィートの世界へ連れて行ってくれたのもJA008Dでした。
先日の千歳遠征は行きがJA8977、帰りがJA008D、という私にとっての思い入れのあるRainbow777での遠征だったのです。

2002.11.30    Rainbow777搭乗記 札幌行 105便 JA8977 Part2


EOS-3 EF300 F4L USM x2TELEPLUSPro300 E100VS 絞り優先 F11 三脚
2002/11 新千歳空港 展望デッキ 


「ポーン、ポーン」
この音が2回鳴るとコックピットからの離陸の合図。エンジンの音が急激に高まり、徐々に体がシートに押さえつけられある一瞬を越えると急激に体重すべてがシートに押し込まれる。
日常生活では決して味わうことのない一瞬。
やがて、窓の外の景色が傾きはじめ、工事用陸橋、京浜島、城南島といった撮影ポイントを見渡しながら右に旋回していく。
ポケットビジョンに目をやると「現在の高度」が200.300.400 とどんどん数字を刻んでいく。雲の中に入ったのか、急にあたりが白くなり、多少機体が揺れはじめた。
機体はなおも上昇を続けている。高度はすでに3000mを越えた。雲の上に出たようで、反対側の窓から日差しが差し込んでいるのがわかる。窓の外に目をやると、機体の影が雲に映っている。そしてその周りを虹のリングが囲っていた。以前にも見たことがある景色だが、何度見ても美しい。しばらく見とれていてカメラを取り出そうとした頃には機体は雲から離れ、虹のリングは消えていた。

ベルト着用サインが消え、機内サービスが始まった。上昇角は小さくなったものの高度はさらに上昇を続けている。栃木県上空をすぎたあたりで高度の数字の動きが止まった。高度11,300m。ポケットから電卓を取り出し3.28を掛けてみた。約37,000フィート。クリアランスされた巡航高度のようである。以前千歳便に乗った時は41,000フィートまで上昇した。その時は空の色が明らかに違っていた。しかし今日はあの空は拝めそうもない。
飛行している高度と速度が常にわかるのは、Rainbow777の魅力の一つである。シートを倒して、レインボーシート3列の席にしかないフットレストを延ばしてみる。 体をシートにもたれかけて、窓の外の37,000フィートの世界を見つめる。極楽、極楽。早起きしたせいか、睡魔が襲ってくるが、その素晴らしい時間を眠るなんてもったいない。シートを起こして機内誌などに目をやる。すでに青森上空にさしかかっていた。多少の雲はあるものの、地上の景色ははっきり見渡せる。雪化粧した山々、彼方に見える津軽海峡、ぼちぼち降下が始まる頃である。
ベルトサインが点灯すると、トイレに行けなくなるのでトイレに行った。トイレの中で、機体がやや前方に傾くのを感じた。降下が始まったようである。席に戻り高度を見ると高度の数値がどんどん小さくなっていき、やがて10,000mを切った。上空10,000mの世界と離れてしまうのにどこか寂しさを感じてしまう。地図の形と同じ下北半島を見つめていると、その向こうに北海道が見えてくる。機内ではベルトサイン点灯についてのアナウンスが始まった。
ここまで来ると次の楽しみは、どちらのランウェイに着陸するかである。時期的にはすでに北風の季節であるため、海からまっすぐに進入する01が妥当な線であるが、意外に冬の千歳は19があるとも聞く。エアバンドが聞ければ一発で解決なのだが機内では御法度である。ポケットビジョンの地図に「鵡川」の字が見えてきた。しばらくしてそちらに向きを変えた。以前19に着陸した時と同じコースである。「19か!」と期待に胸が膨らんだ。今まで千歳への着陸は圧倒的に19が多い。ただいつも視程が悪く、アプローチの景色を満喫することが出来ていない。19だと海側から進入し大きく回り込んでアプローチするため、空港を含めた千歳の景色を見ることが出来、今日は視程がよさそうである。しかし、しばらくして機首を左に向けた。01のようである。19の景色を見れないのは残念であるが01だったら1つ確かめておきたいことがあった。新千歳空港周辺の地図を見ると01へのアプローチコースを道路が横切っている。その道路から撮影できないかと以前から考えていた。午後なら順光でRainbow777の左側が撮影できる。飛行機の窓からその道路がはっきり見えれば撮影可能なはずである。

海の向こうに苫小牧の街が見えてきた。札幌では何日か前に雪が降り、一面銀世界になったと聞いていたが見る限り雪は見あたらない。機体は陸の上にさしかかった。雪が降った気配すら無い。札幌が銀世界になったと聞いて密かに「雪のレフ版」での撮影を期待していたが、今回はお預けのようである。
ポケットビジョンを前方カメラに切り替える。画面に誘導灯と、滑走路が見えてきた。アプローチコースを横切る道路ももうすぐのはずである。原生林の上をしばらく飛行し、やがてその切れ目が見えてきた。「あそこだ」機体が道路にさしかかる。額を窓につけて道路を覗き込む。道路がはっきりと見えた。左車線外側は工事中のようである。車を止めるのは難しそうであるが、うまく止める場所が見つかれば撮影は出来そうだ。
道路をすぎポケットビジョンに滑走路が目前に迫ってきた。やがて01Lに静かに滑り込み、着地のショックが軽く機内に響く。そして逆噴射。体が前へ押し出されるのを感じる。流れが遅くなった景色を見渡すと雪はまったく無い。「雪のレフ版」はお預けである。
01Rからの離陸を待って、01Rを横切り、スポットに向かう。今着陸した01Lに747が降りてきた。この便と同じ東京便だろうか。スポットが近づき、前方カメラ切り替えたままのポケットビジョンを目をやるとマーシャルが旗を振っていた。その姿が近づくにつれ速度がどんどん落ちていき、旗の動きが止まると同時に機体も静止し、やがてエンジンも停止した。シートベルトを外す音があちこちから聞こえはじめ、「客室乗務員はスライドをディスアームドにして下さい」のアナウンスが響く。乗客は降機の準備を始め、通路には早くも列が出来る。ドアが開くのをひたすら待っている人の列。この短いようで長い時間がもどかしい。列が動き始めた。ドアが開いたようである。レインボーシートは前方なので、待つことなく降りることが出来る。機体から一歩外に踏み出すと、北海道の冷えた空気が迎えてくれた。千歳のポーディングブリッジの窓は丸い。その窓から機首に目をやる。しばらく見ていたいところだが、流れを妨げるわけにはいかない。ブリッジを抜け、スポットのゲートを抜けたところで窓の外に目をやると、先ほど羽田で見たJA8977が千歳の景色をバックにたたずんでいた。
「ごくろうさん」
そうつぶやきながら、周りより少し遅い足取りで到着ロビーへ歩き始め、その真正面をすぎた頃JA8977は視界から消えていった。


2002.11.24    Rainbow777搭乗記 札幌行 105便 JA8977 Part1


EOS-3 EF24-85 F3.5-4.5 USM E100VS シャッター優先 1/350
2002/11 羽田空港 搭乗ロビー ※今回の撮影ではありません。

今回の札幌行きにあたり、当然Rainbow777を予約した。時間的には9時過ぎの便がいいのだが、9:05発の107便はA300-600Rなので、1便早い8:00発の105便を予約。席はレインボーシートに空きがあったので窓側を指定したが、いつものように事前予約ではA列はは指定されない。
当日は7時前に羽田に行き、カウンターで「スーパーレインボーシート」3Aへ変更してもらった。荷物を預け、出発口へ向かう。いつもは問題ないはずのセキュリティゲートで引っかかった。金属類は出したはずなのに・・。 ポケットを探ると小銭が出てきたので、それを出して再度通ってもまだ鳴る。ポケットの中身を全部出すと中からフィルムが出てきた。係員曰く「フィルムは引っかかります」とのこと。フィルムを出して再度通ったらようやくはOKになった。
搭乗ロビーへ向かう。羽田のJASのスポットは南端にあるので、動く歩道 が設置してある。動く歩道に乗っていると出発ロビーの向こうにRainbow777の機首が見えてくきた。天気は曇りだったため朝日に照らされていたわけではないが、右側の赤丸が見えたとき「やぁ、また会えたね」と心の中でつぶやいていた。
動く歩道が終わり、搭乗ロビーに着いた。105便は3番スポット。動く歩道から見えていたRainbow777である。レジを確認するとJA8977。先日の伊丹行きもJA8977だった。

「ほんとに君とは縁があるね」

隣の4番スポットからは伊丹行きの213便のプッシュバックが始まるところだった。見渡せる椅子に座り、プッシュバックを見送る。今日は34Rからの離陸。右に曲がり始めるとRainbow777の左側がはっきりと見えてきた。カメラをセットしていないことを後悔したが今日はこの目にその姿を焼き付けることにした。やがてエンジンの音が響き始め、機体は静止しトーイングバーが外される。トーイングカーが離れるとエンジンの音が一層高まり、グランドスタッフが「いってらっしゃい」と手をふりはじめると、機体が静かに動き始める。
「いってきますっ」と34Rに向けてタキシングを始めた。その姿が見えなくなった頃、105便の搭乗アナウンスが始まった。再度機体が見渡せる窓側まで行き、JA8977の姿を見つめる。

「今日は千歳までよろしく頼むね」

搭乗の列が一区切りついたところでゲートに向かう。乗り込む直前、一瞬コックピットが見える場所がある。機長と副操縦士は出発準備に忙しい様子。コックピット、一度はゆっくり見てみたいものである。レインボーシート3Aに着席。この席は前が広い。カメラバックを足下に置いても十分余裕がある。
その時点で隣の3Bの席は空いていた。今日は満席では無い。やがて「客室乗務員はスライドをアームドにして下さい」のアナウンスが流れた。隣は空きである。この時点でカメラバックを3Bの席に置いた。
静かに機体が後退を始めた。プッシュバックの始まりである。エンジンが始動し、かすかな振動が体に伝わってくる。機体が34Rの方を向きエンジンの響きが一層高まる。グランドスタッフが手を「いってらっしゃい」と振り始める頃、機体は静かに動き始め、3人そろって深々と一礼する。出発時の当たり前の光景であるが、グランドスタッフの姿に儀式的な動きは一切感じられない。乗客、乗員そして機体に「いってらっしゃい」と見送る姿はいつも心地よくさせてくれる。
34Rへのタキシングが始まり、スポットに泊まっているJASの飛行機たちを見届ける。34Rの時のA席はこの光景が見えるのが好きだ。やがて右にターンし34Rのランウェイが見えてくる。ポケットビジョンのチャンネルを機首カメラのチャンネルに切り替えた。前方には、先行機が2機。今頃コックピットでは管制塔との間で「Air System 105 You're No.3」といった交信が行われている頃であろう。
先行機が目の前を離陸していく。いよいよ105便の番である。ランウェイに向け機体が左に曲がり始めるとランウェイに書かれた「34R」の字が見えてくる。
ポケットビジョンの映像が滑走路を真正面にとらえた。

「Air System 105 Cleared for Take off Runway 34Right」

Part2へ続く


2002.11.9    写真展


EOS55 EF100 F2 USM E100VS 絞り優先 F2
2002/11 伊丹空港 千里川土手

11月2.3日と伊丹空港千里川土手のそばで行われた 「第2回調子に乗ってまたまたやります写真展」を見に行ってきました。
会場はエンジン音が響き渡り、飛行機写真展ならではの雰囲気で、出展者の方々の力作が200点以上展示され、見ている間中、頬がずーっとしびれっぱなし。それぞれの作品の「情熱と努力」が生み出すパワーに圧倒されっぱなしでした。
写真として捕らえられている時間は何百分の1秒ですが、その何十万、いや何億倍もの時間に及ぶ努力と、それに向けられた数えることなんて出来ない情熱が、写真から会場いっぱいにあふれ出していました。
1階と2階に会場が分かれていましたが、何度往復したでしょうか。いつまで見ていても飽きない、ずーっと見ていたい写真展でした。



(とはいうものの、途中Rainbow777の飛来時間には千里川土手にちゃっかり戻りました。 しかし、機材変更になっていてA300-600R。 「写真展をちゃんと見なさい」 という神のお告げだったのでしょうか・・)

今回の写真展で素晴らしい写真を数多く見ることが出来ましたが、同時に、自分の未熟さをあらためて痛感してしまい、少しへこんでしまいましたが、新たなエネルギーをもらったような気がします。
スタッフの皆様にお礼申し上げます。

お疲れさまでした。ありがとうございました。

上の写真は写真展を見終わった後、千里川土手で撮影したものです。 写真展で素晴らしい伊丹の夕暮れの写真を見た後だったので、それに触発されて夕陽をバックにチャレンジしてみましたが、付け焼き刃ではうまくいかないものです。

 


2002.10.26    レインボーシート


EOS-3 EF300 F4L USM x2TELEPLUSPro300 E100VS 絞り優先 F11 一脚
2002/8 羽田空港 工事用陸橋付近

Rainbow777といえば「国内線発の3クラスシート」。そう「レインボーシート」です。
「プラス1000円で快適な空の旅をくつろぎでお届けするJASだけのオリジナル クラスです」
こういう発想がJASらしくて好きです。1000円という値段も当初いろいろ社内で議論があったと思いますが、 「それくらいなら・・」と財布に優しい値段に設定したところが心憎いです。
私もRainbow777に乗る時は空きがある限り、レインボーシートを利用しています。

スーパーシートに座ったことがないので、そちらとの比較は出来ませんが、 エコノミーに比べて座席は広くゆったりしていて、体の大きな私にも余裕なのですが、 その中でも3番のレインボーシートは「スーパーレインボーシート」といっていいくらいの特等席です。
レインボーシートの最前列であるこの席は他と比べて、前が壁のため足もとか広く 電動式のフットレストがついています。パーソナルモニターが壁についていて少し見にくいのが、飛行中モニターをずっと見ている私にはつらいですが・・・。
レインボーシートの広告に出ている写真はほとんどがこの席です。最近時刻表などには「写真は最前列のシートです」の注釈がつくようになりました。
ただ、この席は障害者や子供連れの方を優先しているそうで、予約段階での指定はできません。
当日のチェックインの際、そうした方の利用がない場合に指定できるとのことで、私も朝一番の伊丹便の1度だけしか利用したことがありません。

JJ統合が完了しても(あまり考えたくありませんが・・)、レインボーシートは是非とも継続して欲しいものです。他社との差別化を図る意味で十分魅力的な商品だと思いますよ。日本航空システムさん。

 



2002.10.19    JA8977


EOS-3 EF300 F4L USM x2TELEPLUSPro300 E100VS 絞り優先 F11 三脚
2002/8 伊丹空港 ラ・ソーラ

「at Runway 〜虹を追いかけて〜」のオープンから5日が経ちましたが、 すでに170件近いアクセスをいただき感謝感激しております。
この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m。
これからも充実したページづくりに励んでいきますので、ごひいきのほどよろしくお願いします。

左の写真は、Rainbow777の1号機。JA8977です。
1997年就航ですから、もう丸5年がたちました。
JASのホームページに出ている、Rainbow777がシアトルからフェリーされてきた時の写真と、到着式典の写真のRainbow777は、まだ初々しさの残るぴかぴかの1年生のように見えます。
今は塗装が多少くたびれましたが、1号機としてのプライドを感じさせてくれる機体です。 このJA8977、私にとって何かと「縁が深い」Rainbow777なのです。
初めて乗ったRainbow777がJA8977、搭乗回数の一番多いのもJA8977。 初めて撮ったRainbow777(当時はデジカメ)もJA8977でした。
そして、正確な統計はとっていませんが、一眼レフを買って今まで撮影した回数が多いのもJA8977のはずです。
おそらく、撮影に行った時に、撮らなかった日が無いといっても過言ではありません。
まあ、全部のRainbow777が羽田をベースに運航している訳ですから、一日中いれば整備中でもない限り必ず1度はお目にかかる理屈ですが、上記の思い入れがあるぶん印象が強いのかもしれません。

また、みなさんが一番目にしているRainbow777もJA8977なんですよ。JASのポスター、時刻表、チラシ等に登場するRainbow777はすべてJA8977です。
またJAS関連グッズのRainbow777にもしっかりJA8977と書いてあります。私の携帯のRainbow777ストラップの小さな機体にも、はっきり読める字でJA8977と書かれています。
「Rainbow777 1号機」としての称号を与えられたJA8977。そのプライドをいつまでも守り続けて欲しいと思っています。


2002.10.14


EOS-3 EF300 F4L USM E100VS 絞り優先 F4
2002/8 羽田空港 新整備場付近
ようやくホームページをオーブンすることが出来ました。 作り始めてから約2ヶ月。
なにしろ初めてだったもんで、いろいろ本を買い込んだり、インターネットで調べたり、いろんなサイトを参考にしたりで思ってた以上に時間がかかってしまいました。
まだまだつたなく、内容が非常に偏ったホームページ(笑)ですがよろしくお願いします。
このページではRainbow777にまつわる私自身の想いや、飛行機写真について書きつづっていこうと思っています。

私とRainbow777との出会いは「Rainbow777 Gallery」のページにも書きましたが、夜の羽田空港でした。
それまで見たことのない尾翼に目をひかれたのがきっかけで、ここまではまってしまいました。
Rainbow777は左右非対称のデザインです。その時見たのが左側の尾翼です。そしてプッシュバックで全貌を現した時も左側。 それ以来、左側が大好きで、掲載している写真に左側が多いのはそのせいです。 今でも「左側の順光」をモットーに撮影ポイントを決めています。
羽田では秋から冬にかけての季節はRWY34が多くなのので、午後に撮影した写真が多くなります。
春から秋にかけてはRWY16が多くなるので午前中が多くなります。

少し前にふと思ったのですが、私はRainbow777の左側をほとんど目で直接見ていないことに気づきました。ほとんどがファインダー越しなのです。
スポットに止まっている時は、いくらでも見ることが出来るように思えますが、ブリッジが左側にかかっているので、全貌を見ることが出来ません。 したがって左側の全貌が見える時は動いている時だけです。でも、そういう時はカメラを必ずカメラを構えているため、ファインダー越しにしか見たことがないのです。
いつか飽きるほど左側を見つめつづけてみたいものです。